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  • フレキシブル基板用の銅張積層板の特徴

    2016-01-25

    銅張積層板の接着剤は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などの熱硬化性樹脂が使われています。これらの接着剤は、組成と貼り合わせ条件によって、性能が大きく変わってきます。メーカーによる違いも少なくありません。一般に熱硬化性樹脂の耐熱性は高いのですが、それでもポリイミド樹脂に比べれば劣っています。したがって、接着剤タイプ銅張積層板の耐熱性は、接着剤によって決まることになります。

    接着剤タイプ銅張積層板は、材料の選択肢は広くなります。ベース材料は、標準的なポリイミドフィルムの他に、PETフィルム、PENフィルムなどが使えます。さらに薄いガラスエポキシシート、紙などの素材を使うこともできます。一方、導体は、標準的な電解銅箔や圧延銅箔の他に、アルミニウム箔、ステンレススチールなどの特殊金属箔を使うこともできます。

    日本メクトロンのブース

    ベースと導体の選択肢は多い

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